2015年1月4日日曜日

電気発生の仕組みと静電気の性質

電気発生の仕組み
電気の正体は,原子の中にある電子と陽子です(電子や陽子そのものが電気ではない).
電気は,電子や陽子がある状態に置かれた場合に示す性能の一つです.

電気には"+"と"-"があります."+"は陽子の,"-"は電子の性質です.そして,陽子(+)と電子(-)は引き合い,陽子と陽子,電子と電子は反発し合います.

通常は陽子(+)と電子(-)はペアになっています(電気的性質を打ち消し合っている)が,エネルギーを加える*ことで,両者が引き離されると,電気的な性質が現れます.これが電気発生の仕組みです.
電気を発生させるものには,乾電池,蓄電池,および発電機などがあります.

*原子に外からエネルギーを加えると,原子の中から電子が飛び出したり(自由電子),飛び出した電子が他の原子の中に飛び込んだりします.
自由電子は,原子から飛び出した電子のことです.電子は,このように飛び出しますが,陽子は原子の中にあって,ほとんど動きません.

静電気の性質
電気を帯びていなかった物質が,電気を帯びた物質に近づけられることによって電気を帯びる現象を静電誘導と言います.

電界と電気力線
電気的に引き合ったり,反発し合ったりする力の働いている場所を電界と言います.そして,これらの力の作用する様子を見てわかるように表したものを電気力線と呼びます.



上図のように,+の電気と-の電気は互いに引き合います.逆に+と+,-と-は反発し合う性質があります.

静電気は,静電誘導などによって,自然に発生する動かない電気です(電気回路をつなぐと,一瞬でなくなってしまう).
動電気は,電気回路を作った時に,次々と発生して回路の中の電子を動かす電気です(一般的な電気は,動電気のことを指している).

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