複数のDEMを繋げると継ぎ目が見えたり,データレンジの関係で色目が異なったりします.
その対策として,ラスタをマージする方法のメモです.
仮想ラスタを構築するには,
ラスタ > その他 > 仮想ラスタの構築...
を選択します.
すると,以下のようなダイアログが開くので,設定を行います.
設定内容は,以下のとおりです.
- Input layers では,マージしたいラスタレイヤを選択します.
- Resolutionは,複数タス他のどれに解像度を合わせるかの指定で,最小,平均,最大の3つから選択できます.
- 仮想ラスタでは,ファイルの出力先や名前を指定します.ファイルの保存先は,元のDEMファイルと同じ場所が良いようです.
設定が終わったら,実行をクリックします.この時に「アルゴリズムの終了後,出力ファイルを開く」にチェックを入れておくと,マージされた仮想ラスタが表示されます.