2026年8月12日水曜日

Wilcoxon-Mann-Whitney (WMW) 検定

 WMW検定は,Mann-WhitneyのU検定とWilcoxonの順位和検定の総称です.正規分布を仮定しないWMW検定は,どんな確率分布にも対応しますが,比較する2つの母集団が同じ形状の確率分布に従うという過程があります.

RでWMW検定を行うには"exactRankTests"パッケージのインストールが必要です.パッケージのインストールは,Rを立ち上げて,以下のコマンドを実行します(ミラーの選択を求められるので,近い場所〜例えばJapan〜を選んでダウンロードします).

> install.packages("exactRankTests")

ダウンロードが済んだら,以下のコマンドを実行してライブラリをロードします.

> library(exactRankTests)


前回までと同様にデータの読み込みが完了している前提で検定を行います.WMW検定を行うコマンドは,

> wilcox.exact(A ~ B)

となります.
実行してみます.

> wilcox.exact(choles ~ suppl)

すると,以下のような返答が返ってきます.

Exact Wilcoxon rank sum test


data:  choles by suppl

W = 3, p-value = 0.05556

alternative hypothesis: true mu is not equal to 0

P値は0.05556で,有意水準のαの0.05(5%)より大きいので,統計的に有意な差は認められないので「サプリメントAの飲用者とBの飲用者の間にはコレステロール値に統計的な有意な差は認められなかった(P=0.056)」と結論づけられます.

"exactRankTests"パッケージを使わない場合は,Rに標準装備されている wolcox.testを使うこともできます.

> wilcox.test(choles ~ suppl)


Wilcoxon rank sum exact test


data:  choles by suppl

W = 3, p-value = 0.05556

alternative hypothesis: true location shift is not equal to 0


Jupyter Notebookファイルはこちら(GitHub)

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