今回は,Rのパッケージ"datasets"に付属するデータセット"airquality"を読み込みます.この内容は, 統計ソフト「R」超入門〈最新版〉 の記載を参考に処理してみた結果のメモです.
手順は以下のとおりです.
- R Commander のメニューから Data > Data In Package > Read data set from an attached package... を選択すると,読み込むパッケージとデータセットを選択するための"Read Data From Package"ウィンドウが表示される.
- Package (Double-click to select) の中からパッケージを選択してダブルクリックする(今回は"datasets").Data set (Double-click to select) の枠内に"datasets"パッケージに含まれるデータセットの一覧が表示される.
- 読み込みたいデータセット(今回は"airquality")をダブルクリックして選択する.この時,"Help on selected data set"をクリックするとデータセット(今回は"airquality")の説明が表示される.ちなみに,このデータはニューヨークの1973年5月1日〜9月30日における大気(オゾン濃度,日射量,気温,風速,月,日)を測定したデータ.
- "OK"ボタンをクリックすると,データセットが読み込まれます.
ここまでの操作で,R Script には以下のような表示がされています.
data()
help("airquality", package="datasets")
data(airquality, package="datasets")
Output には以下のような表示がされています.
> data()
> help("airquality", package="datasets")
> data(airquality, package="datasets")
また,R Scriptのメニュー2行目にある" Dataset : "の右にあるボタンには読み込まれているデータセットとして"airquality"と表示されているはずです.
R Commander の”View data set"ボタンをクリックすると,読み込んだ"airquality"のデータを表示でき,"airquality"のデータの変数は6つであることがわかります.
ここまでが,データセットの読み込みです.続いてグラフ(散布図)を描いてみます.
R Commander のメニューから Graph > Scatterplot を選択すると,Scatterplot... ウィンドウが表示されます.
右下の OK ボタンをクリックすると,散布図が表示されます.
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上記の処理は,MacBookPro (2017, Intel) で行っていますが,プルダウンメニューの反応に時間がかかることがあります.