2023年8月15日火曜日

Rの付属データを読み込んでグラフを描いてみる

 今回は,Rのパッケージ"datasets"に付属するデータセット"airquality"を読み込みます.この内容は, 統計ソフト「R」超入門〈最新版〉  の記載を参考に処理してみた結果のメモです.

手順は以下のとおりです.

  1. R Commander のメニューから Data > Data In Package > Read data set from an attached package... を選択すると,読み込むパッケージとデータセットを選択するための"Read Data From Package"ウィンドウが表示される.
  2. Package (Double-click to select) の中からパッケージを選択してダブルクリックする(今回は"datasets").Data set (Double-click to select) の枠内に"datasets"パッケージに含まれるデータセットの一覧が表示される.
  3. 読み込みたいデータセット(今回は"airquality")をダブルクリックして選択する.この時,"Help on selected data set"をクリックするとデータセット(今回は"airquality")の説明が表示される.ちなみに,このデータはニューヨークの1973年5月1日〜9月30日における大気(オゾン濃度,日射量,気温,風速,月,日)を測定したデータ.
  4. "OK"ボタンをクリックすると,データセットが読み込まれます.

ここまでの操作で,R Script には以下のような表示がされています.

    data()

    help("airquality", package="datasets")

    data(airquality, package="datasets")

Output には以下のような表示がされています.

    > data()

    > help("airquality", package="datasets")

    > data(airquality, package="datasets")

また,R Scriptのメニュー2行目にある" Dataset : "の右にあるボタンには読み込まれているデータセットとして"airquality"と表示されているはずです.

R Commander の”View data set"ボタンをクリックすると,読み込んだ"airquality"のデータを表示でき,"airquality"のデータの変数は6つであることがわかります.
ここまでが,データセットの読み込みです.続いてグラフ(散布図)を描いてみます.

R Commander のメニューから Graph > Scatterplot を選択すると,Scatterplot... ウィンドウが表示されます.
右下の OK ボタンをクリックすると,散布図が表示されます.
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上記の処理は,MacBookPro (2017, Intel) で行っていますが,プルダウンメニューの反応に時間がかかることがあります. 

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