CRANからRのインストーラーをダウンロードします.
macOSへのインストールなので,Download R for macOS を選択します.Intel Macの場合はFor older Intel Macs: (2023/08/14時点で R-4.3.1-x86_64.pkg),M1/M2 Macの場合は For Apple silicon (M1/M2) Macs: (2023/08/14時点で R-4.3.1-arm64.pkg)をクリックして,インストーラーをダウンロードします.
ダウンロードしたインストーラーを起動して,Rをインストールします.続いて,XQuartzをインストールします.
Rを立ち上げると,R Consoleが立ち上がります.試しに,以下のように平均を求めるコマンド"mean()"と数値をベクトル形式で入力するコマンド"c()"を使用してみます.
> mean(c(4.8, 5.2, 6, 8))
すると,"6"という答えが返ってきました.これで,Rが上手く動いていることが確認できました.
R Commander のインストールには直接関係ありませんが,
Package & Data > Package Installer
を立ち上げて,Update All をクリックしてパッケージを更新しておきます.
続けて,R Consoleで以下のコマンドを実行します.
> install.packages("Rcmdr")
> library(Rcmdr)
すると,下図のように R Commander が立ち上がります(理由はよくわかりませんが,インストール直後にR Commanderが立ち上がらないことがあります.このような時は,Macを再起動して,再度Rの立ち上げからを繰り返すと上手くいくことがあります).
次からは,Rを立ち上げた後に
> library(Rcmdr)
を実行するとR commanderが立ち上がるようになりました.
R Commanderを使ってみます.これ以降は 統計ソフト「R」超入門〈最新版〉 の記載を参考に進めてみた結果のメモです.
R Commander のR Script欄に
4/3*pi*4.8^3
と入力(半径4.8の球の体積を求める計算式)してSubmitをクリックするとOutput欄に以下のように返ってきます.
> 4/3*pi*4.8^3
[1] 463.2467
続いて,異なる半径 4.8, 5.2, 6, 8 の4つの球の体積を同時に計算してみます.R Scriptに
r <- c(4.8, 5.2, 6, 8)
と入力します.ここで,<- は左辺の変数(r)に右辺で記述された値を代入する記号です.
そして r と入力して Submit をクリックすると,Outputnに以下のように返ってきます.
> r
[1] 4.8 5.2 6.0 8.0
次に半径4.8の球の体積を求めた式の半径4.8を r に置き換えて,半径 r の球の体積を求めた結果を変数 v に代入する式に修正してみます.
4/3*pi*r^3 -> v
ここで, -> は左辺の計算を右辺の変数(v)に代入する記号です.
そして,R Script にv と入力してSubmit をクリックすると,Outputに以下のように返ってきます.
> v
[1] 463.2467 588.9774 904.7787 2144.6606
上記の4つの体積の平均をとるには,関数 mean() を用います.R Script欄に mean(v) と入力してSubmit をクリックすると,Output欄に以下のように返ってきます.
> mean(v)
[1] 1025.416
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