データの特徴を知るために,グラフ描画を行なってみた際のメモです.この内容は, 統計ソフト「R」超入門〈最新版〉 の記載を参考に処理してみた結果です.
インデックスプロットは,各ケースのインデックスを横軸に,その観測値を縦軸に取ってプロットしたグラフです.インデックスプロットによって,データを全体的にみて,分布の特徴を大まかに捉えたり,外れ値を発見したり,ケースの並びに傾向があるかどうかを知ることができます.
Rでインデックスプロットを作成するには,R Commander のメニューからGraph > Index plot... を選択します.
すると,Index Plot ウィンドウが開きます.Data タブで Variable (pick one or more) の枠からプロットする変数を選択します(ここでは StressResponseScoreを選択).Option タブに切り替えて,Plot Options(プロットオプション) の Style of plot (プロットのスタイル)から"Spike(スパイク)"を選びます.必要に応じて Plot Labels(ラベルを表示)に y-axis label(y軸のラベル),Graph title(グラフのタイトル)を指定します.
グラフのタイプをpoints(点)にすると,以下のようになります.
R Commanderのメニューから Graph > Dot Plot を選ぶとドットプロットウィンドウが現れます.
Variable (pick one) (変数(1つ選別))の枠から,今回はLocusOfControl(健康統制感)を選んで Plot by groups...(層別のプロット)をクリックします.すると,以下のようなウィンドウが開くので,Sex(性別)を選択してOKボタンをクリックします.
このドットプロットでは,by = 1が男性の健康統制感のプロット図で,by=2が女性のプロット図です.この二つを比較すると,健康統制感には男女で大きな違いはないように感じます.
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