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2025年6月3日火曜日

Amazonで購入したAdobe製品のオンラインコード版の引き換えコードを有効にする際のメモ

   Adobe Creative Cloud フォトプラン(Photoshop + Lightroom)+ Illustratorセットのオンラインコード 版を購入したのですが,コードを有効にすることに手間取ったので,その際のメモです.

注文履歴から「ライブラリに移動する」をクリックして,引き換えコードをメモします(当然,スクリーンショットでも良いですし,そのまま開きっぱなしでもOKです).

Creative CloudサイトにAdobe IDでログインして, サブスクリプションのコード引き換えページで(メモしておいた)引き換えコードを入力します.
お支払方法の登録は「後で知らせる」をクリックして,次のページで「今すぐ開始」をクリックします.
少し時間が経過すると,IllustratorとPhotoShopがダウンロードできるようになっているはずです.

2025年4月26日土曜日

M1マックにmacOS(Sequoia)をクリーンインストールした際のメモ

 M1マックにmacOS(Sequoia)をクリーンインストールした際のメモです.参考になるAppleの公式ページはこちら


Apple Silicon 搭載マックでは,以前のように再起動時に "command⌘ + R" を長押しするのではなく,再起動時に電源ボタンを長押しするとディスクユーティリティが起動します.

ユーティリティの一覧が表示されたら「ディスクユーティリティ」を選択して「続ける」をクリックします.

ディスクユーティリティのサイドバーの「内蔵」セクションで「Macintosh HD」という名前のボリュームが表示されていることを確認して,サイドバーで「Macintosh HD」を選択します.

ツールバーの「消去」ボタンをクリックして,名前(Macintosh HD)とフォーマット(APFS)を指定します(ここは設定を変更せずにそのままとしました).

「消去」をクリックします。「ボリュームグループを消去」が代わりに表示される場合は、このボタンをクリックします.

ハードディスクの内容が消去されたあとは,購入時のOSをインストールすることになるので,それを選択して,終了後に最新のOS(今回は Sequoia )にアップグレードしました.

OS (Sequoia) のクリーンインストール後にインストールしたアプリケーションは,以下です.

これらのアプリケーションのうち,Homebrew経由でインストールしたものに関して,以下にメモを残します.

まずは,Homebrewのインストールですが,公式サイトにあるように以下のターミナルからコマンドを実行します.

% /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

この後に,以下のようにPathを通すと"brew"コマンドが使用できるようになります.以下の例はPathを通した後に,Homebrewのバージョンを確認した例です.

% echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> /Users/(username)/.zprofile

% eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"

% brew -v

Homebrew 4.4.32

上記の1行目のコマンドの (username) にはアカウントのユーザー名が入ります.

gnuplot のインストール

% brew install gnuplot


Julia のインストール

ターミナルから以下のコマンドを実行します.

% brew install --cask julia

インストールが終了したら,パッケージモード("]"キーを押す)に切り替えて,以下のパッケージをインストールしておきます.

(@v1.11) pkg> add IJulia

(@v1.11) pkg> add CSV

(@v1.11) pkg> add Combinatorics

(@v1.11) pkg> add DataFrames

(@v1.11) pkg> add Distributions

(@v1.11) pkg> add JuMP

(@v1.11) pkg> add Plots

(@v1.11) pkg> add PyCall

(@v1.11) pkg> add PyPlot

(@v1.11) pkg> add RDatasets

(@v1.11) pkg> add StatsBase

(@v1.11) pkg> add StatsPlots

(@v1.11) pkg> add SumOfSquares

(@v1.11) pkg> add Statistics

(@v1.11) pkg> add Gadfly

(@v1.11) pkg> add LinearAlgebra

(@v1.11) pkg> add Optim

インストールされているパッケージを確認するには"status"コマンドを使用します.

(@v1.11) pkg> status

Jupyter Notebookのインストール

j% brew install jupyter

インストールが完了したら,以下のコマンドでJupyter Notebookを立ち上げてみます.

% jupyter notebook

先述の「Juliaのインストール」のところで示した"IJulia"パッケージがインストールされているとJupyter Notebook の右上の"New"ボタンを押すと,以下のようにJuliaが選択できるようになっているはずです.

Octave のインストール

Command Line Toolsがインストールされているとは知りつつも,一応確認しておきます.

% sudo xcode-select --install

Password:

xcode-select: note: Command line tools are already installed. Use "Software Update" in System Settings or the softwareupdate command line interface to install updates

最新版をインストールしたばかりなのですが,一応確認しておきます.

% brew update

==> Updating Homebrew...

Already up-to-date.

これまた同様に,一応確認です.

% brew upgrade

続いて Octave のインストールを行います.

% brew install octave

ズラズラとインストールが始まり,終了したら,Ocrave を立ち上げてみます.

% octave --gui


今回のインストールでは,以前の投稿で生じたエラー(.config フォルダ内に octave フォルダが存在しないという内容)は出ませんでした.

R のインストール

今回は,インストーラーパッケージを使用してインストールしました.Homebrew経由でインストールするには,以下のコマンドを実行します.

% brew install --cask r

XQuartzのインストールは,以下のコマンドを実行します(いまだにXQuartzが必要なのかどうかはわかりませんが...).

% brew install --cask xquartz                           

R Studio のインストールは,以下のコマンドを実行します.

% brew install --cask rstudio                           


TeX Shop のインストール

ターミナルから以下のコマンドを実行します.

% brew install --cask mactex

ちなみに,GUIが不要な場合は以下のコマンドを実行します.

% brew install --cask mactex mactex-no-gui

インストールが終了したら,GUIの要,不要に関わらず,パスを確認しておきます.以下のコマンドを実行して,/Library/TeX/texbin が含まれていることを確認します.

% echo $PATH

/Library/TeX/texbin

パスなので,色々と書かれていますが,/Library/TeX/texbin が書かれていれば,大丈夫です.
含まれていない場合は,以下のコマンドを実行してパスを追加します.

% echo 'export PATH="/Library/TeX/texbin:$PATH"' >> ~/.zshrcsource ~/.zshrc



2025年4月23日水曜日

MacにOctaveをインストール

MacBookAirにOctaveをインストールした際のメモです.最近はあまり使っていなかったので,インストールしなくても良いかなと思っていたのですが,なんだかんだで入れておくことにしました.

まずは,Command Line Tools をインストールします.以下のコマンドを実行すると,パスワードを聞いてくるので入力して Returnキーを押します.

% sudo xcode-select --install

Password:

すでにインストールされている場合は,以下のようなコメントが返ってきます.

xcode-select: note: Command line tools are already installed. Use "Software Update" in System Settings or the softwareupdate command line interface to install updates

続いて,Homebrew経由でインストールを行います.インストールの前に,まずはHomebrew自体のアップデートを行います.

% brew update

続いて,Homebrew自体のアップグレードを行います.

% brew upgrade

Homebrewのアップデートやアップグレードをたまにやっていないと,結構な時間がかかります....
最後に Octave をインストールします.

% brew install octave

インストールが完了した後に,以下のコマンドを実行すると立ち上がるはず

% octave --gui

と思っていたのですが,エラーが出てしまいました.ただし,このエラーは別のMacでは発生せずにすんなり立ち上がったので,エラーが出る場合とそうでない場合があるようです.

エラー内容は,
    ユーザー名/.config/octave
が存在しないというものでした.最初にOctaveを立ち上げた時に.configフォルダの中にoctaveフォルダを作成するという以下のようなアナウンスが出ていたのですが,それがうまく実行されていないようです.
仕方がないので,.configフォルダ内にoctaveフォルダを作成してみます.
.configフォルダは隠しフォルダなので,Home(ユーザー名のフォルダ)を開いて,隠しフォルダやファイルが表示されるように
    [Command] + [Shift] + [.]
のショートカットを実行します.なお [.] はドットです.すると,隠しフォルダ,ファイルが表示されるので,.configフォルダを開いて,その中にoctaveというフォルダを作成します.そして,再度

% octave --gui

を実行したところ,Octace のGUI画面が立ち上がりました.
私の場合は,隠しフォルダやファイルを触ることはほぼないので,ユーザー名フォルダ(別に他のフォルダでも良い)を開いた状態で,再度
    [Command] + [Shift] + [.]
のショートカットキーを実行して,隠しファイルやフォルダが見えない設定に戻しました.

ショートカットキーではなく,ターミナルから隠しフォルダ,ファイルを見るようにするには,以下のコマンドを実行します.

% defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles TRUE

% killall Finder



2025年2月12日水曜日

macOS Sequoia にアップデートした際のメモ

 macOS を Sequoia にアップデートしたのでその際のメモです.

インストールしたのは以下のアプリ

AppCleaner 〜公式ページからインストーラーをダウンロードしてインストール〜
Pages
Numbers
Keynote
TeX 〜Homebrew経由でインストール
Visual Studio Code 〜公式ページからインストーラーをダウンロードしてインストール〜
Zoom 〜公式ページからインストーラーをダウンロードしてインストール〜
Teams 〜公式ページからインストーラーをダウンロードしてインストール〜
Homebrew 〜公式ページにあるコマンドを実行してインストール 以下に注意点 1.〜
gnuplot 〜Homebrew経由でインストール 以下に注意点 2.〜

Jupyter 〜Homebrew経由でインストール
Julia 〜Homebrew経由でインストール
RStudio 〜公式ページからインストーラーをダウンロードしてインストール〜
Evernote 〜公式ページからインストーラーをダウンロードしてインストール〜
Adobe Creative Cloud 〜公式ページからインストーラーをダウンロードしてインストール〜
iMovie
mi 〜公式ページからインストーラーをダウンロードしてインストール〜
PrimeVideo 〜App Storeからインストール〜
Discord 〜公式ページからインストーラーをダウンロードしてインストール〜
LINE 〜App Storeからインストール〜
Messenger 〜App Storeからインストール〜

昔はもっと色々とインストールしていましたが,もう,このくらいでいいや...という感じにしてみました.以下の「つまづいた箇所・変更した箇所」以外は,macOS Big Sur をインストールした際と同じ感じでいけました.

つまづいた箇所・変更した箇所
注意点 1. Homebrew
公式ページからインストールのコマンドをコピーして実行して,インストールが終了したのちに,以下のように"brew"コマンドを受け付けてくれないというトラブルが発生しました.

% brew --version

zsh: command not found: brew

そこで,パスを通すために,ターミナルから以下のコマンド

% (echo; echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"') >> /Users/user/.zprofile

を実行したら,brew コマンドを受け付けてくれるようになりました.なお,上記のコマンドの"user"にはログインしているユーザー名が入ります.brew コマンドを受け付けてくれるようになった様子は以下のような感じです.

% brew update

==> Updating Homebrew...

Already up-to-date.

% brew --version

Homebrew 4.4.20


Julia
公式ページには,以下のコマンドを実行するようにとあります.

% curl -fsSL https://install.julialang.org | sh

しかし,Homebrew経由で以下のコマンドを実行することでインストールしました.

% brew install --cask julia

以下のコマンド実行は必要ないかもしれないのですが,一応,実行しておきます.

% sudo xcodebuild -license accept

Password:

xcode-select: error: tool 'xcodebuild' requires Xcode, but active developer directory '/Library/Developer/CommandLineTools' is a command line tools instance

ターミナルから julia と実行すると,無事立ち上がりました.

% julia

               _

   _       _ _(_)_     |  Documentation: https://docs.julialang.org

  (_)     | (_) (_)    |

   _ _   _| |_  __ _   |  Type "?" for help, "]?" for Pkg help.

  | | | | | | |/ _` |  |

  | | |_| | | | (_| |  |  Version 1.11.3 (2025-01-21)

 _/ |\__'_|_|_|\__'_|  |  Official https://julialang.org/ release

|__/                   |


julia> 

続いてJupyter Notebook環境に接続していきます.以下のコマンドを実行します.

julia> using IJulia

julia> notebook()

初回は,y/n で聞いてきますが,y と答えればOKです.インストールが完了すると,Jupyter Noteboookが起動します.これ以降は,Juliaを立ち上げた後に上記の二つのコマンドを実行すればJupyter Notebookが立ち上がります.

2024年2月22日木曜日

macOSのターミナルの表示の変更

ターミナルを開くと,以下のようにユーザー名,ホスト名が表示されてなんとなく煩わしく感じます.

ユーザー名@ホスト名 ~ %

これを簡潔に表示されるように変更します.今回は以下のように表示されるように設定します.

~ % 


現在の表示の確認は,以下のように行います.

% echo $PS1            

%n@%m %1~ %# 


以下のコマンドを実行してShellを確認します.

% echo $SHELL

/bin/zsh

この例では,macOS(Ventura 13.6.4)なので zsh になります .

ターミナルから以下のコマンドを実行して,エディタで .zshrc ファイルを開きます.

% open .zshrc   

テキストエディタが開いたら,以下を追記して保存します.

    export PS1="%1~ %# "

改めてターミナルを開くと,以下のような表示になっているはずです.

~ %               


元に戻すときは,.zshrcファイルを開いて,記述した部分を削除してターミナルを再起動すれば元に戻ります.

上手くいかない場合として".zshrc"が存在しない場合があります.上記のように,エディタで .zshrc ファイルを開くために,"open .zshrc"を実行した際に,以下のような返答があった場合は,".zshrc"が存在しません.

The file /Users/xxx/.zshrc does not exist.

"xxx"にはユーザー名が入ります.
一応,存在するファイルを確認してみるには以下のコマンドを実行します.

% ls -a

存在するファイルが表示されますが,".zshrc"が存在しないという返答が返ってきている場合は,".zshrc"は表示されないはずです.
".zshrc"ファイルを作成するには以下のコマンドを実行します.

% touch .zshrc

返答は返ってきませんが,これで".zshrc"ファイルが作成されるので,上記と同様に

% open .zshrc 

で".zshrc"ファイルを開いて,
    export PS1="%1~ %# "
を追記して保存します.

2024年2月21日水曜日

R へのAIMパッケージのインストール

Windows

  1.  こちらのサイトからファイル"AIM_1.01.tar.gz"をダウンロードする.
  2. メニュー「パッケージ」から「Install package(s) from local files...」を選択する.
  3. 手順1でダウンロードしたファイルを指定し,「開く」を選択する.
  4.  library(AIM)と入力し,エラーが表示されなければインストール完了.
macOS

  1.  こちらのサイトからファイル"AIM_1.01.tar.gz"をダウンロードする.
  2. メニュー"Packages & Data"から"Package Installer"を選択する.
  3. "Local Source Package"を選択して"Install"ボタンをクリック.
  4. インストールするパッケージを選択するウィンドウが開くので,ダウンロードした"AIM_1.01.tar.gz"を選択する.
  5.  library(AIM)と入力し,エラーが表示されなければインストール完了.


2024年1月21日日曜日

[R] Jupyter NotebookでRを使う

mac OS とWindowsの場合に分けて,Jupyter NotebookでRが使えるように設定した際のメモです.

mac OSの場合

以前に,mac OSでRをJupyter Notebookで使えるようにする際のメモを投稿していました.
今回は,若干違う方法でも設定できたので,その際のメモです.R がパッケージからインストールされている前提です.

まずは,Rを起動して,以下のコマンドを実行します.

    > install.packages('IRkernel')

すると,以下のようにCRANミラーを聞いてくるので,選択します(どこを選んでも良いですが,日本国内からアクセスするのであれば,Japan を選択すれば良いと思います).

    --- Please select a CRAN mirror for use in this session ---

続いて,以下のようにterminal からRを起動します.

xxx ~ % R                                                                                 

続けて,以下のコマンドを実行します.

> IRkernel::installspec()


Jupyter Notebookを起動して[New]ボタンを押すと,以下のように R が選択できるようになっているはずです.

Windowsの場合
Windows(11)の場合は,以下のように設定します(以下は,RとAnacondaがインストールされている前提です).

まず,Rのアイコンを右クリックして [ファイルの場所を開く] を選択します.そうすると,以下のようなウィンドウが開きます.
このウィンドウ内の"Rgui"を右クリックして[パスのコピー]を選択します.
Anaconda Promptを起動して,以下のように,コピーしたパスを貼り付け,[Enter]キーを押して実行すると R が起動します.

    (base) C:\Users\PC_User>"C:\Program Files\R\R-4.3.2\bin\x64\Rgui.exe"
(上記の"C:\Program ~"が貼り付けた部分になります.Rのバージョンによって記載は変わります.)

Rが起動したら,以下のコマンドを実行します.
    > install.packages('IRkernel')
すると,
    --- このセッションで使うために、CRAN のミラーサイトを選んでください --- 
訪ねてきて,以下のようなウィンドウが開くので,どこかを選択します.
上記の例では,Japanを選んでいます.
続いて,以下のコマンドを実行します.
    > IRkernel::installspec()

ここまでの操作が完了して,Jupyter Notebookを立ち上げると,以下のように "New"ボタンをクリックすると,R が選択できるようになっているはずです.

2024年1月11日木曜日

iPhone の電卓アプリで対数(log)の底が2の計算をするとき

 iPhone の電卓アプリで対数(log)の底が2(log 2 (x))の計算をするときは,

  1. 本体を横長方向に構える.
  2. 左上の 2nd ボタンをタップする.
  3. 計算したい数値(log 2 (x)のx)を入力する
  4. log 2 ボタンをタップする.


上図は,log 2 (0.778)を計算した画面


2023年8月16日水曜日

R グラフ描画

データの特徴を知るために,グラフ描画を行なってみた際のメモです.この内容は, 統計ソフト「R」超入門〈最新版〉  の記載を参考に処理してみた結果です. 

インデックスプロットは,各ケースのインデックスを横軸に,その観測値を縦軸に取ってプロットしたグラフです.インデックスプロットによって,データを全体的にみて,分布の特徴を大まかに捉えたり,外れ値を発見したり,ケースの並びに傾向があるかどうかを知ることができます.

Rでインデックスプロットを作成するには,R Commander のメニューからGraph > Index plot... を選択します.

すると,Index Plot ウィンドウが開きます.Data タブで Variable (pick one or more) の枠からプロットする変数を選択します(ここでは StressResponseScoreを選択).
Option タブに切り替えて,Plot Options(プロットオプション) の Style of plot (プロットのスタイル)から"Spike(スパイク)"を選びます.必要に応じて Plot Labels(ラベルを表示)に y-axis label(y軸のラベル),Graph title(グラフのタイトル)を指定します.
完成したら,OKボタンをクリックするとグラフが描画されます.
グラフのタイプをpoints(点)にすると,以下のようになります.

ドットプロットは,横軸の変数の該当する値の位置にデータの個数分ドットを上に積み上げて分布をみるためのグラフです.因子の水準別にドットプロットを描くことで,水準間の分布の比較が可能になります.

R Commanderのメニューから Graph > Dot Plot を選ぶとドットプロットウィンドウが現れます.
Variable (pick one) (変数(1つ選別))の枠から,今回はLocusOfControl(健康統制感)を選んで Plot by groups...(層別のプロット)をクリックします.すると,以下のようなウィンドウが開くので,Sex(性別)を選択してOKボタンをクリックします.

このドットプロットでは,by = 1が男性の健康統制感のプロット図で,by=2が女性のプロット図です.この二つを比較すると,健康統制感には男女で大きな違いはないように感じます.












2023年8月15日火曜日

Rの付属データを読み込んでグラフを描いてみる

 今回は,Rのパッケージ"datasets"に付属するデータセット"airquality"を読み込みます.この内容は, 統計ソフト「R」超入門〈最新版〉  の記載を参考に処理してみた結果のメモです.

手順は以下のとおりです.

  1. R Commander のメニューから Data > Data In Package > Read data set from an attached package... を選択すると,読み込むパッケージとデータセットを選択するための"Read Data From Package"ウィンドウが表示される.
  2. Package (Double-click to select) の中からパッケージを選択してダブルクリックする(今回は"datasets").Data set (Double-click to select) の枠内に"datasets"パッケージに含まれるデータセットの一覧が表示される.
  3. 読み込みたいデータセット(今回は"airquality")をダブルクリックして選択する.この時,"Help on selected data set"をクリックするとデータセット(今回は"airquality")の説明が表示される.ちなみに,このデータはニューヨークの1973年5月1日〜9月30日における大気(オゾン濃度,日射量,気温,風速,月,日)を測定したデータ.
  4. "OK"ボタンをクリックすると,データセットが読み込まれます.

ここまでの操作で,R Script には以下のような表示がされています.

    data()

    help("airquality", package="datasets")

    data(airquality, package="datasets")

Output には以下のような表示がされています.

    > data()

    > help("airquality", package="datasets")

    > data(airquality, package="datasets")

また,R Scriptのメニュー2行目にある" Dataset : "の右にあるボタンには読み込まれているデータセットとして"airquality"と表示されているはずです.

R Commander の”View data set"ボタンをクリックすると,読み込んだ"airquality"のデータを表示でき,"airquality"のデータの変数は6つであることがわかります.
ここまでが,データセットの読み込みです.続いてグラフ(散布図)を描いてみます.

R Commander のメニューから Graph > Scatterplot を選択すると,Scatterplot... ウィンドウが表示されます.
右下の OK ボタンをクリックすると,散布図が表示されます.
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上記の処理は,MacBookPro (2017, Intel) で行っていますが,プルダウンメニューの反応に時間がかかることがあります.