2015年1月3日土曜日

"NAZA-M"モード

Phantom2 Vision+には,以下のセンサーが搭載されています.


  • ジャイロセンサー :X軸,Y軸,Z軸の回転を認識
  • 加速度センサー  :X軸、Y軸、Z軸方向の加速を認識
  • 気圧計      :高度を認識
  • GPS        :座標(緯度、経度、高度)を認識
  • コンパス      :機首の方向を認識


これらのセンサーを使用して飛行補助機能としています.

"Atti. "モードでは,ジャイロセンサー,加速度センサー,気圧計を使用できるので,プロポの操作量に応じて機体の角度が自動で制御されます(プロポのピッチ,ロールがセンターの位置で機体が水平になり,高度も自動で制御(維持)される).
上記のように機体の制御は補助されているのですが,GPS モードでは,静止(ホバリング)する際には,プロポのスティックをセンター位置にした状態とすれば良かったのに対して,"Atti."モードでは,慣性力や風力の影響を受けて機体が流されるので,操縦者は,機体が流されている方向に対して当て舵を切る必要があります.

なお,"GPS Atti."モードでは,全てのセンサー("Atti."モード+GPS,コンパス)が使用されており,"Manual"モードでは,ジャイロセンサーのみが使用されます.

GPS,コンパスセンサーは非常に強力な補助機能なのですが,Phantom2 Vision+では,飛ばす場所にもよりますが,GPSをロストしてしまうこともあります(山間地や都市部では.結構頻繁にロストする)このような時には,"Atti."モードに切り替えて操縦しないと墜落しますので,"Atti."モードでのトレーニングを行い,いざという時への対応が必要です.

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